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香典の相場はいくら?関係別・年代別の金額一覧と包み方の基本

約16分で読めます 家族ナビ編集部
香典の相場はいくら?関係別・年代別の金額一覧と包み方の基本

訃報は突然届きます。「いくら包めばいいのか」を落ち着いて調べる時間がないまま、当日を迎えてしまう方は少なくありません。

結論を先にお伝えすると、香典の金額は故人との関係の近さで決まり、両親なら5万〜10万円、兄弟姉妹なら3万〜5万円、友人や職場の同僚なら5千〜1万円が目安です(調査時点の一般的な相場)。加えて、包む側の年齢が上がるほど多めになる傾向があります。この記事では、関係別・年代別の一覧と、金額を決めるときに迷いやすい点を整理します。

香典の相場【関係別・年代別】

一般的な目安は次の通りです。地域や家同士の慣習によって幅があります。

故人との関係20代30代40代以上
両親3万〜10万円5万〜10万円10万円
兄弟姉妹3万〜5万円5万円5万円
祖父母1万円1万〜3万円3万〜5万円
おじ・おば1万円1万〜2万円1万〜3万円
その他の親族3千〜1万円3千〜2万円3千〜3万円
職場の同僚・上司・部下5千円5千〜1万円1万円
取引先の関係者5千円5千〜1万円1万円
友人・知人5千円5千〜1万円5千〜1万円
友人・知人の親3千〜5千円3千〜1万円3千〜1万円
近所の方3千〜5千円3千〜1万円3千〜1万円

※ 調査時点の一般的な目安です。地域の慣習や親族間の取り決めがある場合は、そちらが優先されます。

迷ったときは「同じ立場の人に合わせる」のが確実です。親族なら他のきょうだいやいとこに、職場なら同僚や上司に確認すると、金額が浮いたり不足したりする心配がありません。

ワンポイント

喪主・施主は香典を出しません。 香典は葬儀費用を負担する遺族への支援という性質を持つため、喪主本人は包まないのが一般的です。同居している家族も、香典を出さずに葬儀費用を分担する形をとることがあります。

状況別の考え方

葬儀に参列せず香典だけ渡す場合

参列しない場合でも、金額を減らす必要はありません。ただし通夜振る舞いや会食に出ない分、参列する場合より少なめにする考え方もあります。関係性で判断して差し支えありません。

弔問できないときの渡し方は香典を郵送するときのマナーで解説しています。

夫婦で参列する場合

夫婦で参列するときは、2人分を1つの香典袋にまとめるのが一般的です。金額は1人分の1.5〜2倍程度を目安にします。たとえば1人1万円が相場の関係なら、夫婦で2万〜3万円といった形です。

書き方は香典の連名の書き方にまとめています。

会社や部署でまとめて出す場合

有志で出し合う場合は、1人あたり1千〜3千円程度を集めて連名で包む形が多く見られます。会社として出す場合は、社内の慶弔規程で金額が決まっていることがあるため、まず総務や上司に確認してください。

家族葬に呼ばれた場合

家族葬でも、参列するなら香典の考え方は同じです。ただし**「香典辞退」と案内されている場合は包まない**のがマナーです。無理に渡すと、辞退した遺族に香典返しの負担をかけることになります。

家族葬の進み方は家族葬とは?費用の目安と当日までの流れで解説しています。

避けたほうがよい金額

金額そのものより気をつけたいのが、次の点です。

  • 4と9のつく金額は避ける 「死」「苦」を連想させるため、4千円・9千円・4万円などは避けるのが一般的です
  • 偶数は割り切れる数として避ける慣習がある 「縁が切れる」を連想させるとされます。ただし2万円は「ペア」と解釈して許容されることが多く、実際によく使われます
  • 3万円の次は5万円 4万円を飛ばすため、金額の刻みは1万・3万・5万・10万が基本になります

2万円を包む場合は、1万円札1枚と5千円札2枚の計3枚にして「奇数の枚数」にする方法もよく使われます。

香典に税金はかかる?

香典を受け取った側の税金を心配される方がいますが、個人から受ける香典で、社会通念上相当と認められるものには贈与税がかかりません(出典: 国税庁)。相場の範囲で包む分には、贈与税の心配は不要です。

なお、香典は喪主に対して贈られるものとされ、相続財産には含まれないのが一般的な取り扱いです。金額が特に大きい場合や判断に迷う場合は、税務署や税理士にご確認ください。

包むときの基本

金額が決まったら、次の3点を確認します。

  1. 新札は避ける あらかじめ用意していた印象を与えるため、使用感のあるお札を包むのが一般的です。手元に新札しかない場合は、折り目をつけてから入れます
  2. お札の向きをそろえる 複数枚のときは向きをそろえて入れます。詳しくは香典袋のお金の入れ方とお札の向きをご覧ください
  3. 表書きは宗教・時期で変わる 仏式の通夜・葬儀は「御霊前」が一般的ですが、宗派によって異なります。詳しくは香典袋の書き方にまとめています

まとめ

  • 香典の金額は故人との関係の近さで決まり、年齢が上がるほど多めになる傾向がある
  • 両親5万〜10万円、兄弟姉妹3万〜5万円、友人・同僚5千〜1万円が目安
  • 迷ったら同じ立場の人に合わせるのが確実
  • 4と9のつく金額は避ける。金額の刻みは1万・3万・5万・10万が基本
  • 喪主は香典を出さない。香典辞退の案内があれば包まない
  • 社会通念上相当な額の香典には贈与税はかからない
香典はいくら包むのが一般的ですか?

故人との関係で決まります。両親なら5万〜10万円、兄弟姉妹なら3万〜5万円、祖父母なら1万〜5万円、友人や職場の同僚なら5千〜1万円が目安です(調査時点)。包む側の年齢が上がるほど多めになる傾向があり、地域や親族間の取り決めがある場合はそちらが優先されます。

香典で避けたほうがよい金額はありますか?

4と9のつく金額は「死」「苦」を連想させるため避けるのが一般的です。また偶数は「割り切れる=縁が切れる」として避ける慣習があります。ただし2万円は許容されることが多く、その場合は1万円札1枚と5千円札2枚にして枚数を奇数にする方法がよく使われます。

香典に新札を使ってもいいですか?

避けるのが一般的です。新札はあらかじめ用意していた印象を与えるとされるためです。手元に新札しかない場合は、一度折り目をつけてから包めば問題ありません。逆に、破れていたり極端に汚れたお札も避けてください。

夫婦で参列するとき香典は2つ用意しますか?

1つにまとめるのが一般的です。金額は1人分の1.5〜2倍程度を目安にし、香典袋には夫の氏名の左に妻の名前を書く、または世帯主の氏名の下に「外一名」と書く形が使われます。

家族葬でも香典は必要ですか?

参列する場合の考え方は通常の葬儀と同じです。ただし案内に「香典辞退」と明記されている場合は包みません。辞退しているのに渡すと、遺族に香典返しの手配という負担をかけることになります。

香典を受け取ると税金がかかりますか?

個人から受ける香典で社会通念上相当と認められるものには、贈与税はかかりません(国税庁のタックスアンサーに明記されています)。相場の範囲で包まれた香典であれば、税金の心配は不要です。判断に迷う場合は税務署や税理士にご確認ください。

参考にした公的資料

※ 公的資料は本記事の調査時点で参照したものです。制度は改定される場合があるため、最新は各窓口・公式サイトでご確認ください。

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